飛騨の湧き水

飛騨の湧き水

水を汲みながら地域の情報を交換しています。

飛騨の里山では、飲み水としてミネラルウォーターを買わずに湧き水を利用しています。ここでは、毎年3~4mもの雪が降るため、大量の雪が春に川に滲み、新鮮な湧き水となって流れています。山の湧き水は年間を通じて12~13℃であるため、夏は地元の人のクールダウンに、冬は道路の雪を溶かす生活用水として一年中利用されています。

湧き水は基本的に地元の人が使うため、看板などが出ておらず、そのほとんどが見つけにくい場所にあります。また、地元の人にとってはただ水汲みの場所としてだけでなく、ニュースや情報を交換しあう場所にもなっています。

ddd

いろんな人が飲めるようにコップが備えられています。

また、流れ出る場所によって味が異なるため、蕎麦にするためには、数河の水を使い、コーヒーを淹れるには砂場の清水を使うといった具合で、用途に応じて湧き水を使い分けることもあります。 この数河の地域は、江戸時代の大干ばつの時でも涸れたことがないほど、湧き水が豊富な地域です。昔は病気の治療としても使われ、地元では「お助け水」として親しまれています。この500年以上も涸れたことのない奇跡の水を求めて、地元の人はもちろん県外からも昼夜問わず大勢の人々が水を汲みに訪れています。

飛騨の湧き水場は、観光客の方々にとってはおいしい水を飲むことができる場所であり、地元の人々にとっては、生活交流の大切な場所となっています。

 

(この記事はSatoyamaExperienceの過去の記事です)

▶︎その他の関連する記事は・・・

飛騨のくらしを知る 「古川の夏には欠かせない道具」

飛騨のくらしを知る 「日本酒のお守り」

スタッフブログ「水源の場所 心もお肌も整えたい、ゆったり飛騨のマストアイテム」

 

古民家一覧はこちら » »